ネパール観光。今回ご紹介するのは、エベレスト地域である。
ネパールと言ったら、ヒマラヤ山脈。ヒマラヤ山脈は、ネパール最大・最重要の財産である。
そのためヒマラヤトレッキングは、ネパール観光の目玉になっている。
今回は、そのヒマラヤトレッキングの中でも最も人気の高いエベレスト地域を紹介する。
エベレスト地域は、その名の通りエベレスト周辺の地域のことである。
世界最高峰エベレストを見に行くためのトレッキングエリアだ。では、エベレストを見るにはどうしたら良いのか?その答えはもちろん、エベレストトレッキングに行くことである。
エベレストトレッキングは、ルクラという村から始まることが一般的だ。ルクラヘはカトマンズから国内線で移動するか、カトマンズからバスでジリという村まで行き、その後6日間歩くかどちらかの移動方法しかない。ルクラから、最もエベレストに近い場所、最も美しくエベレストが見える展望台(カラパタール)に行くまでに8日間は歩き続けなくてはならない。連日標高の高い場所を歩くため、高山病の危険もある。
しかし、カラパタールから見るエベレストの美しさ、迫力はその苦労を忘れてしまうくらい素晴らしいものである。毎年、世界中のトレッキング愛好者がこのカラパタールを目指してトレッキングすることが、その美しさを証明している。マウンテンフライトでも、エベレストは見ることができる。しかし、その迫力を感じたいなら、間違いなくエベレストトレッキングに行くべきである。
また、この地域にはシェルパ族が多く住んでいる。彼らは、昔チベット方面から移住してきた民族で、インド系の顔ではなくモンゴロイド系の顔立ちをしており、仏教を信仰している。そのため、カトマンズなどに住むヒンドゥー教徒とはかなり違った生活様式を持っている。彼らの伝統文化に触れることができるのも、エベレスト地域の魅力の一つでもある。
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