今回紹介するネパールの観光地は、イラムです。正直、今までで一番マイナーな観光地です。でも、素敵な場所ですよ。きっと、この記事を読んでもらえば、イラムって良いかも~って思ってもらえるはずです。
イラムは、ネパール東部にある村です。アクセスは少々悪く、カトマンズからバドラプルまで飛行機で行き、その後タクシーで2~3時間かかります。一日かけての移動ですね。でも、カトマンズからの所要時間で考えると、ポカラへツーリストバスで移動するよりも時間は短いですよ。
イラムは、紅茶の産地として有名です。イラムティーはネパールで有名な紅茶の産地です。ダージリンと同じくらいの高品質の紅茶が取れると言われています。なぜなら、ダージリンとは40kmしか離れていないので、気候や土地質も似ているのでしょう。ただ、知名度が違い過ぎるだけです。紅茶の産地なだけあって、コロニアル風の異国情緒を感じることができるでしょう。
冬以外の時期は、茶摘の様子を見ることができます。ネパールで良く紅茶(チヤ)に使われる茶葉は、ダストティーと呼ばれています。高価な茶葉ではなく、クズ茶が良いんですね。そうじゃないと、あのチヤの味は出ないと言われています。
ダージリンへ陸路で行く途中に、ちょっと立ち寄ってみるのが一番のお勧めです。または、カンチェンジュンガトレッキングの途中に立ち寄るなどが良いと思います。超紅茶好きな人だったら、イラムだけ目当てに行くのも良いですが、それ以外人は、「立ち寄る」程度で良いですよ!
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