今回のネパール観光案内は、アンナプルナエリア。
ここはポカラからのアクセスも良く、初心者から上級者まで楽しめるトレッキングエリアである。
アンナプルナエリアは、名前そのままアンナプルナ(8091m)をはじめとしたアンナプルナ連峰周囲のトレッキングエリアで、アンナプルナやマチャプチャレ、ヒウンチュリなどがキレイに見える。また、アンナプルナから近いダウラギリ(8167m)も見えるので人気である。ネパールの中でエベレストエリアについで、人気のトレッキングエリアになっている。
ここで、レベル別にアンナプルナエリアのトレッキングコースを紹介していく。
1.ダンプストレッキング=難易度★
このダンプストレッキングは、誰にでも楽しめるコースになっている。それこそトレッキング経験のない中高年でも大丈夫だ。トレッキング未経験でも若者なら少々物足りなく感じることもあるだろう。期間は1泊2日または2泊3日。ポカラから近いダンプスだが、ヒマラヤの眺めはポカラのものとは迫力が違う。
2.ゴレパニ&プーンヒルトレッキング=難易度★★
このトレッキングの目玉はプーンヒル(3198m)からの日の出とヒマラヤ山脈の展望。アンナプルナ連峰とダウラギリを一気に眺めることができる。コースの難易度はそれほど高くないが、2日目のティルケドゥンガからウレリまでの急な階段が少々きつい。ただ、若者ならば普段運動などしていない人でも大丈夫。
3.アンナプルナベースキャンプトレッキング=難易度★★★
アンナプルナ内院と呼ばれる聖域に入り、アンナプルナベースキャンプを目指すトレッキング。標高が4130mなので、高山病の危険も出てくる。しかし、コースの難易度としてはそれほど高くない。アンナプルナベースキャンプでは、360度ヒマラヤ山脈の絶景を楽しむことができる。
4.アンナプルナ一周トレッキング=難易度★★★★★
このトレッキングは、トレッキング経験者でないとかなり難しい。トロン・パス(5416m)越えの難易度が高く、標高も高い。しかし、このトレッキングは、亜熱帯からチベット的な荒涼とした高原を歩くので、アンナプルナ地域の魅力をあますことなく体験できる。
以上が代表的なアンナプルナエリアのトレッキングコースである。レベル別のトレッキングができるので、ぜひ挑戦してみてほしい。そのほか、ヒンドゥー教やチベット仏教の聖地ムクティナートを目指すコースもあり、これもお奨めである。
ネパールの魅力はまだまだ続く。
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