今日、ネパールの観光地の中でご紹介するのは、ルンビニです。ルンビニは、ネパールの南西部にあり、インドの国境近くにある小さな村です。今年は、ネパール政府がルンビニ観光年と定めており、世界に向けてルンビニをアピールしています。
ルンビニは、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。ブッダの生誕地で、インドのアショーカ王が巡礼した場所でもあります。どちらもその当時の遺跡が残っています。ルンビニは、カトマンズから車だと8~9時間とかなりかかりますが、飛行機だったら30分程度で到着です。飛行機で行けば、結構すぐなんですよ。
ルンビニは聖園地区と、寺院地区に分かれていて、ブッダが生まれた場所は聖園地区にあります。世界各国から仏教の巡礼者が訪れていて、厳かで静かな雰囲気に包まれています。インドやチベット、日本、タイ、台湾からの巡礼者が多いようです。アショーカ王の碑に向かって一心に拝んでいる姿は、宗教の神秘さをうかがわせます。
寺院地区には、世界各国の仏教寺院が建てられています。日本や韓国、中国、フランス、ドイツ、チベット、ネパール、ミャンマー、タイなどそれぞれの個性があって、色々な国の寺院を訪れてみると面白いでしょう。
ルンビニは、世界遺産に登録されているにも関わらず、イマイチメジャーになれない観光地です。カトマンズから遠いとかインフラ整備が進んでいないなどの理由もあるでしょうが、もっと観光客が訪れるべきものです。でも、観光客がいっぱいになると、巡礼者のみなさんに悪いかなぁとも思ってしまいますが。でも、観光客がマナーを守って観光すれば問題ないと思います。ぜひ、皆さんも行ってみてください。
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