バンディプルは、ポカラまで約1時間半ほどのところにあるかつての宿場町。もともとはマガール族が住んでいたが、ネワール族も移住してきた。このネワール族によってバザールが開かれ、さらにインドとチベットの交易の要所として栄えたのがバンディプルである。
このバンディプルがなぜ観光地なのかというと、古き良きバザールが残っているためである。バンディプルの町並みは18世紀のままであり、まるで中世のまま時が止まってしまったかの様な印象さえ受ける。その町並みは、いまやネパール全土でも貴重なものである。
さらに丘の上からは、ヒマラヤ山脈を一望できることも大きな魅力のひとつだろう。昔のままのバザールを散策した後は、丘の上からヒマラヤ山脈を遠望しよう。アンナプルナ連峰やマナスルがキレイに見えるはずである。
このバンディプルへの道は、カトマンズまたはポカラからバスでドゥンチェまで行き、そこからバスを乗り換えて30分ほどだ。または車をチャーターしてもいいと思う。カトマンズからポカラへ車をチャーターしていく場合、バンディプルにちょっと立ち寄るのも良いだろう。カトマンズやポカラとは全然違うゆっくりとした時の中で、半日過ごしてみてはいかがだろうか?
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